5年生を中心に、使わなくなった子ども服を回収する取り組みを始めた。集めた衣類はユニクロを運営しているファーストリテイリング(本社・山口市)を経て、アフリカなどの難民キャンプで暮らす子どもたちに届けられる。
5年生は総合の時間を使い6月、ファーストリテイリングの社員から服の回収プロジェクトについて学習した。難民キャンプで暮らす子どもたちの生活やリサイクルの大切さを学び、力になろうと開始した。
衣類を集めるための段ボール箱を校内に2カ所設置し、チラシを作成して協力を求めた。活動を開始して約1カ月で、全校生徒から100着以上が寄せられた。5年生は段ボールに詰め、ファーストリテイリングに発送する。
横山創介(よこやま そうすけ)さん(5年)は「活動を続け、世界で困っている人たちの力になりたい」と話した。