死亡の男性会社員恐喝認める

名古屋ホテル遺体、被告の男

2025/09/09 10:38

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 名古屋市中区栄のホテルで男性会社員(32)の遺体が発見された事件で、男性への恐喝罪に問われた波多野佑哉被告(23)は9日、名古屋地裁(藤根桃世裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。

 起訴状によると、示談金名目で現金を脅し取ろうと考え、無職加藤伶音被告(20)=強盗致死罪で起訴=と女=保護観察処分=と恐喝に限って共謀し、6月7日、女がホテルに誘い込んだ男性に対し加藤被告が「俺の妹に何してんだ」と因縁を付けた。加藤被告は単独で、抵抗した男性の首を絞めて窒息死させ、現金約4万3千円などが入ったバッグを奪ったとしている。