
文部科学省は9日、貴重な地形や地質を備えた自然公園「世界ジオパーク」に申請している山口県美祢市の「Mine秋吉台」が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)への認定勧告を受けたと発表した。来年春ごろに正式承認される見通し。
ユネスコ選出の審査員が7月に現地を調査。書類審査も踏まえ、今月にチリで開かれたユネスコ世界ジオパークの会合で決定した。
4年に1度の定期審査を受けていた新潟県の糸魚川、長崎県の島原半島、島根県の隠岐、静岡県の伊豆半島の4地域についても会合で再認定した。国内の世界ジオパークは全10地域で、秋吉台が認定されれば11カ所目となる。