
大手人材サービス業、インディードリクルートパートナーズ(東京)は9日、2026年卒業予定の大学生の就職内定率が今月1日時点で94・8%だったと発表した。25年卒が対象だった昨年同月と比べて0・6ポイント増加し、現行の採用日程になった17年卒以降で過去最高となった。
政府は企業側に対し、10月以降に内定を出すよう要請している。罰則はなく、大幅に前倒しで進んでいる実態が鮮明となった。
内定先の業種(複数回答)を見ると「情報通信業」が28・3%で最も多く「製造業(機械以外)」が15・7%で続いた。
内定を得た学生の64・6%が2社以上から得ていた。