
自民党元参院議員の和田政宗氏(50)は9日、宮城県庁で記者会見し、任期満了に伴う同県知事選(10月9日告示、26日投開票)に立候補すると表明した。自民を含む各党に支援を求めるとしている。政策として、子育て支援や、村井嘉浩知事が一部上下水道の管理運営権を民間法人に売却した対応の見直しを掲げた。
和田氏は会見で、知事選に6選を目指し出馬表明した村井氏の県政を巡り、海外の半導体工場誘致が頓挫したことなどを挙げ「失敗したものを手直しして発展させていく」と述べた。
知事選には、村井氏ら3人が無所属での立候補を表明。参政党も新人擁立を目指している。