
大ヒット曲「潮来笠」や「いつでも夢を」で知られ、4日に82歳で亡くなった歌手の橋幸夫さんの告別式が10日、東京都文京区の伝通院で開かれ、親交のあった芸能関係者らが最後の別れを惜しんだ。
富士山をイメージし白や紫の花で彩られた祭壇には、着物姿で、はつらつとした表情を見せる昨年撮影の遺影が飾られた。「いつでも夢を」を共に歌った俳優の吉永小百合さんは、弔電で「初めてデュエットした時はお互い10代でしたが、舞台では明るく優しくリードしてくださいました。今も深く感謝しています」としのんだ。
橋さんは今年5月にアルツハイマー型認知症の発症を公表した後もコンサートに出演していた。