
聖霊高(愛知県瀬戸市)は11日、2022年にソフトボール部主将の高3の女子生徒=当時(18)=が自殺し、原因を調査した第三者委員会が「当時の顧問の不適切な指導が一因になった可能性がある」と結論付けたと明らかにした。報告書は顧問の男性教諭から「おまえはもういらない」などの暴言があったと指摘した。
同校によると、女子生徒は22年4月19日、部活から帰宅後に自殺した。弁護士らでつくる第三者委が昨年9月にまとめた報告書によると、亡くなった当日、顧問から「キャプテンに向いていない」などの暴言を受けたという。
顧問は暴言については「記憶にない」と説明しているという。今年8月に顧問から外れた。