
【ニューヨーク共同】日本やポーランド、米国など45カ国以上が共同で12日、ロシア無人機によるポーランド領空侵犯は国際法と国連憲章への違反だとして、深刻な懸念を表明した。共同声明発表後の国連安全保障理事会の緊急会合で、ロシアはポーランドとの「緊張を激化させる意図はない」と説明。無人機がロシアのものであるという指摘に疑義を示し、調査に協力すると訴えた。
共同声明は、ロシアに対してウクライナへの侵攻とこれ以上の挑発行為をやめるよう求めた。
安保理の緊急会合でロシアのネベンジャ国連大使は「ウクライナがロシアとの対立に何としても多くの国を巻き込もうと画策している」と主張した。