
【ソウル共同】韓国警察は15日、人気男性グループBTSを擁する大手芸能事務所「HYBE(ハイブ)」の創業者、房時赫氏を出頭させ、資本市場法違反(詐欺的不正取引)の疑いで取り調べた。房氏は出頭時、報道陣に「ご心配をおかけして申し訳ない。捜査には誠実に臨む」と述べた。
韓国メディアによると、房氏は同社の前身「ビッグヒットエンターテインメント」が上場を控えた2019年、同社株を持つ投資家らに上場計画はないと偽り、側近が関わる会社に株を売却させた疑いが持たれている。上場後、売却差益として約1900億ウォン(約201億円)の不当な利益を得たとみられている。
房氏側は容疑を否認しているという。