
栃木県東部を走るJR烏山線の宝積寺―烏山間(20・4キロ)で、自転車を分解せず持ち込める「サイクルトレイン」の運用が10月18日から始まる。自転車を携帯すれば駅からの行動範囲が広がるため、地元住民を中心に、赤字が続く路線の利用促進を図る狙い。JR東日本大宮支社が16日発表した。
対象は平日の日中3往復便と、休日の全列車。1列車5人までの予約制で、同社サイトから申し込める。乗車賃のみで追加料金は発生しない。
自転車の持ち込みは通常、折り畳むか分解する必要がある。サイクルトレインでは、電動自転車や家庭用自転車もそのまま搬入できる。