
【ロサンゼルス共同】米メディアは20日、射殺された保守系政治活動家チャーリー・カーク氏(31)の追悼式典が21日に開かれる西部アリゾナ州グレンデールのスタジアムに19日、拳銃などを持った男性が侵入したとして捜査当局が逮捕したと報じた。カーク氏が創設した政治団体は20日、警備担当者だったと説明。州当局によると、既に釈放された。
追悼式典にはトランプ大統領やバンス副大統領、ルビオ国務長官、ヘグセス国防長官のほか、与党共和党の幹部らも参列する見通し。会場周辺には厳重な警備が敷かれている。トランプ氏は式典で言葉を述べる予定。
米メディアによると、男性が不審な動きをしていたとして大統領警護隊(シークレットサービス)が拘束。捜査当局の関係者だと偽ったという。
カーク氏が創設した政治団体「ターニング・ポイント・USA」の広報担当者はX(旧ツイッター)で、男性が「著名な出席者の事前警備に従事していた」と説明。シークレットサービスとの連携が不十分だったと釈明した。