
石破茂首相は23日、自民党総裁選への期待を記者団に問われ「政権で共に汗をかき力を尽くしてくれた方、基本的な政策を引き継いでくれる方が結果として選ばれればいい」と公邸で述べた。具体名は挙げなかったが、5候補のうち閣僚の林芳正官房長官と小泉進次郎農相が念頭にあるとみられる。両氏は首相の政策を継承する考えを示している。
他の小林鷹之元経済安全保障担当相、茂木敏充前幹事長、高市早苗前経済安保相の3氏は石破政権と距離を置いてきた。
首相は「誰が総裁になっても、この1年間みんなでつくってきたものを引き継いでほしい」とも語った。