【ニューヨーク共同】米ABCテレビで23日、人気コメディアンのジミー・キンメル氏が深夜トーク番組の司会に復帰した。「政府がテレビで何を言って良いか悪いか統制することは許されない。立ち向かわなければいけない」と述べ、降板の圧力をかけたとされるトランプ政権への対決姿勢を鮮明にした。
キンメル氏が保守系活動家チャーリー・カーク氏の射殺事件に関して不適切な発言をしたとして、連邦通信委員会(FCC)のカー委員長が処分の可能性を示唆。ABCが17日に番組を休止し、言論の自由の弾圧だと批判を浴びていた。
キンメル氏は番組冒頭で「カーク氏の死を軽く扱う意図は決してなかった」と釈明した。