
大阪・関西万博のテーマ事業プロデューサーで、メディアアーティストの落合陽一さんが24日、大阪市で開かれた関西プレスクラブの会合で講演した。国際交流を通し、子どもや若者らが世界に目を向けるよう「感化されただけでも相当効果はあった」と評価した。
万博では行列が連日発生したが、落合さんは「いすを持ち込み早朝から6時間も並ぶなど、過酷な環境にも対応しながら楽しむ『万博民』に支えられた」と指摘した。
各国パビリオンのスタッフ同士の交流も深まり、スタッフと「万博民」で一致団結した雰囲気が生まれたとし、自身も「世界中の人がいるお祭りは良いものだと、直感的に思うようになった」という。