
国際パラリンピック委員会(IPC)は27日、ウクライナに侵攻したロシアの国内パラリンピック委員会(NPC)に対する資格停止処分について、全面的に解除すると発表した。韓国・ソウルで同日開かれた総会で決めた。
国際オリンピック委員会(IOC)はロシア・オリンピック委員会に対し、無期限の資格停止処分を継続しており、パラと五輪で対応が分かれた形だ。
ロシアNPCの会員資格を問う投票では、全面停止が賛成55、反対111(棄権11)で、部分停止が賛成77、反対91(棄権8)でいずれも否決された。ロシアの同盟国、ベラルーシのNPCの処遇を引き続き審議する。