
記録的な大雨で冠水した三重県四日市市の地下駐車場「くすの木パーキング」を巡り、運営する第三セクター「ディア四日市」は28日、浸水被害に遭った車両274台の搬出作業を29日から始めると明らかにした。流されて、停車位置から移動した車両が駐車場内をふさぐように滞留しているため、搬出完了のめどは立っていないという。
同社によると、作業は29日午前に開始予定。駐車場内に残る車両全てを仮置き場に運び、所有者に引き渡す。搬出費用は同社が負担する。補償についての詳細は明らかにされていない。
12日夜の大雨で駐車場は地下1、2階ともに冠水。排水は17日に完了した。