
週明け29日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。外国為替市場で前週末に比べて円高ドル安が進行していることが重荷になり、売り注文が先行した。一時は下げ幅が400円を超え、節目の4万5000円を割り込んだ。
午前終値は前週末終値比462円47銭安の4万4892円52銭。東証株価指数(TOPIX)は56・63ポイント安の3130・39。
円高進行を受けて、業績への悪影響懸念から輸出関連株が売られた。3月期決算企業の9月中間配当を受け取る権利が前週末に確定したため、関連銘柄を手放す動きにも押された。