NTT東日本とNTT西日本は29日、老朽化が進む固定電話の銅回線(メタル回線)から光ファイバーを使った光回線などへの切り替えについて、特に老朽化が激しかったり災害で回線の再敷設が必要だったりする地域の数万世帯を対象に2026年度から先行的に実施を提案すると発表した。切り替え後も同じ電話機や電話番号は使える。
対象地域の顧客には、代替サービスとして光回線への移行のほか、携帯電話の基地局の電波を利用したワイヤレス固定電話などを提案する。切り替えに当たっては顧客からの申し込みと工事が必要になるが、初期費用は無償で対応する。