吉野彰トロフィー 学法福島高エコラン研究部(福島)

2020/03/10 16:24

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 手作りの電気自動車(EV)やガソリン車で省エネカーレースに挑み、全国大会優勝など数々の実績を積み上げている。試行錯誤しながらマシンの改良を重ねる地道な努力が評価され、最高賞の「吉野彰トロフィー」に輝いた。
 東京電力福島第一原発事故の影響で廃校となった兄弟校・松栄高(南相馬市)から、エコランの研究を引き継いだ。同校から移った清野真一教諭(46)の指導を受けている。ガソリン、バッテリー、充電式乾電池三つの部門でレースに出場しているのは県内でも学法福島のみだという。部員は紋谷凜太郎さん(18)=三年=ら六人。安価な材料を使い、知恵と工夫で納得のいくマシンを創り上げるのが信念だ。目指す車を求め、生徒たちの探究心は尽きない。どうすれば効率的な走りが実現できるか。部員は日夜、考えぬ抜く。
 国内最大規模の省エネカーレース「本田宗一郎杯Hondaエコマイレッジチャレンジ」、バッテリー車の「World Econo Move(ワールドエコノムーブ)」などの全国大会で優勝と入賞を果たしている。ナビ担当の紋谷さんと大石翔太さん(18)=三年=、ドライバーの岡崎史音さん(18)=同=がメンバーの核となって活動してきた。紋谷さんは「後輩には、自分たちの記録を塗り替え成長し続けてほしい」と夢を託す。
◆エコラン研究部◆▽設立=2012(平成24)年5月▽部長=紋谷凜太郎▽部員=6人▽住所=福島市御山町9の1(学校)▽電話番号=024(534)3480(学校)