
東京五輪の聖火リレーが一日、全国十八府県目となる沖縄県で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本島では名護市民会館周辺をランナーが約百メートルずつ走る形になった。玉城デニー知事がトーチに点火。県出身のお笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリさん(48)が第一走者を務めた。
聖火リレーのコースで最南端となる石垣島では、地元出身のボクシング元世界王者具志堅用高さん(65)が、軽快な足取りで故郷を駆け抜け「世界タイトルマッチを戦うような、どきどきわくわくの気持ちだった」と笑顔を見せた。ヒット曲「366日」などで知られる県出身メンバー四人のバンド「HY」は、名護市民会館周辺を走った。