コナンのふるさと走る 聖火リレー、鳥取2日目

2021/05/22 14:26

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鳥取県北栄町のコナンのブロンズ像が設置された「コナン大橋」を走る聖火ランナー=22日午前
鳥取県北栄町のコナンのブロンズ像が設置された「コナン大橋」を走る聖火ランナー=22日午前

 東京五輪の聖火リレーは二十二日、鳥取県で二日目を迎えた。県中部の琴浦町を出発し、県内有数の温泉地の三朝町を巡った。人気アニメ「名探偵コナン」の作者青山剛昌さんの出身地・北栄町では、「コナン駅」の愛称で親しまれているJR山陰線由良駅前を走り、「青山剛昌ふるさと館」までをたどった。

 県内のランナーで最高齢の原田健さん(85)は、父親の故千代吉さん=享年(78)=が前回の東京五輪の聖火リレーで随走者だった。「親子二代でランナーに」と応募し、この日は沿道の声援に手を振りながら進んだ。「『高齢者が生きがいを持って楽しく暮らせるように』と精いっぱい走り、責任を果たすことができた。父から背中を押された気がする」と話した。

 琴浦町では、前回の東京五輪の聖火リレーで東伯町(現琴浦町)を随走者として走った藤原孝行さん(73)が五十七年を経てランナーとして登場。前回はトーチを持ったランナーのそばで旗を持って走るだけだったというが、自らの手でトーチを掲げ、笑顔で走り抜いた。

 ランナーについて「次の人につながないといけないという意識が随走者と全然違う」と感慨深げ。新型コロナウイルス禍など「内向きなことが多いけれど『ポジティブな気持ちになれるように』と願っている」と語った。