
東京五輪の聖火リレーは十六日、開催地の東京都で八日目を迎え、伊豆諸島の御蔵島でスタートした。その後、八丈島へ。八丈島は人口の四割が六十五歳以上と高齢化が進むが、聖火をつなぐランナー五人のうち四人が十代だ。
島の第一走者、高橋愛凛咲さん(17)は「大好きな五輪に関わることができてうれしい」と笑顔。一緒に走るランナーと、トーチの代わりにほうきを持って練習し、本番に臨んだ。さわやかな島風が吹く中、沿道から「頑張れ」の声援や拍手を受け、走った。
聖火は青ケ島や父島などを巡った後、同日午後に島しょ部を離れて本州に戻る。