聖火だより 品川で式典 東京13日目

2021/07/22 10:20

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 開会式まであと二日となった東京五輪の聖火リレーは二十一日、都内十三日目を迎えた。新型コロナウイルス禍の影響で公道走行は中止になっており、品川区の「しながわ中央公園」に、同区と江東、大田両区の聖火ランナーが集まって点火セレモニーを行った。

 世界ボクシング協会(WBA)の元王者田口良一さん(34)のほか、サッカー・J1のセレッソ大阪に所属する大久保嘉人さん(39)の家族、ダウン症の書家として知られる金沢翔子さん(36)らが参加。

 二十二日は港区で点火セレモニーを行う。


■最終参加者 勘九郎さん

 東京都は二十一日、都庁で二十三日に開く聖火リレー到着式で、聖火皿に点火する最終参加者は歌舞伎俳優中村勘九郎さん(39)が務めると発表した。

 中村さんは二〇一九年のNHK大河ドラマ「いだてん」の主人公の一人で、日本人として五輪に初めて出場したマラソン選手金栗四三を演じた。

 聖火リレーは三月二十五日に本県をスタートした。百二十一日かけて全都道府県を巡り、二十三日の東京都庁でゴールする。