JヴィレッジでサッカーU23アジア杯予選開幕 待望の国際大会 26、28日は日本戦

2021/10/24 09:34

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有
激しい攻防を繰り広げるカンボジアと香港の選手=23日、Jヴィレッジスタジアム
激しい攻防を繰り広げるカンボジアと香港の選手=23日、Jヴィレッジスタジアム

 アジア・サッカー連盟(AFC)のU-23(23歳以下)アジア杯予選は23日、福島県のJヴィレッジ(楢葉・広野町)で開幕した。東京電力福島第一原発事故後、同施設で開かれる初の国際大会の公式戦で、関係者は喜びをかみしめ、風評の払拭(ふっしょく)につながることを願った。

 初日はJヴィレッジスタジアムでカンボジア―香港戦が行われ、両チームの選手が代表としての誇りを胸に、全力を尽くして戦った。試合は決定機で確実にゴールを決めたカンボジアが4-2で香港に勝利した。

 スタンドで試合を見守ったJヴィレッジの上田栄治副社長(67)は「復活したピッチで、代表による真剣勝負を見ることができ感無量だ。海外の選手や関係者が復興の状況や安全性を発信することで、風評の払拭につながってほしい」と願った。

 大会は新型コロナウイルス感染拡大を受け無観客で催されている。「地元の子どもたちが観戦できたら、より感動的な大会になったという思いはある。今大会を成功させ、次の大会の開催につなげたい」と力を込めた。

 県サッカー協会の菅野貴夫会長(69)は「Jヴィレッジでレベルの高い試合が行われるのは喜ばしい。コロナ禍が落ち着き、以前のにぎわいが戻るように願う」とコメントした。

 Jヴィレッジでは予選K組の試合が行われ、26日午後1時から日本-カンボジア、28日午後1時から香港-日本が行われる。予選は11組に分かれ、各組1位と、2位の成績上位4チーム、開催国ウズベキスタンが来年6月の本大会に出場する。