東日本大震災・原発事故

水中ロボットに子どもたちくぎ付け 「ロボテス縁日」が閉幕 福島の南相馬市・浪江町

2021/10/31 17:43

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水中ロボットに見入る子どもたち
水中ロボットに見入る子どもたち

 ロボットや小型無人機(ドローン)の研究開発を進める企業や団体が集い、成果を披露する「第2回ロボテス縁日 ロボット・ドローン大集合」は31日、福島県南相馬市と浪江町の福島ロボットテストフィールド(ロボテス)で2日間の日程を終えて閉幕した。

 南相馬市では構内を巡るバスツアーが催され、来場者が各施設の機能や活用例に理解を深めた。東京電力福島第一原発事故の廃炉に向け、タカワ精密(同市原町区)や東日本計算センター(いわき市)、福島高専(同)などが共同で開発している水中ロボット「ラドほたるⅡ」が公開され、子どもたちをくぎ付けにした。

 地元自治体や経済団体、福島民報社などでつくる「浜通り創生・復興イベント実行委員会」の主催、福島イノベーション・コースト構想推進機構の共催。