女子レスリングの皆川博恵選手が福島県知事訪問 東京五輪5位入賞を報告し感謝

2021/11/18 09:05

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内堀知事に五輪の結果を報告した皆川選手(中央)。左は今村監督
内堀知事に五輪の結果を報告した皆川選手(中央)。左は今村監督

 東京五輪レスリング女子76キロ級で5位に入賞した皆川博恵選手(34)=クリナップ=は17日、福島県庁を訪れ、内堀雅雄知事に結果を報告した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う1年延期を経て臨んだ初の大舞台を「たくさんの応援のおかげで全力で戦えた」と振り返った。

 コロナ禍の影響を受けた五輪イヤーについて、「アジア選手権が直前で派遣中止になるなどしたが、一喜一憂せず平常心を心掛けた」と話した。内堀知事は「五輪のすばらしい経験を生かしてほしい」とエールを送った。

 クリナップレスリング部の今村浩之監督が一緒に訪れ、日本レスリング協会が作成した五輪出場の記念皿を内堀知事に贈った。

 皆川選手は終了後、報道陣の取材に応じた。今後の進退については「まだ決まっていない。慢性的なけがが治って体の状態が良くなったら、自分の気持ちに正直になりたい」と語った。