福島レッドホープス

オリックスからドラフト指名の福島ホープス園部内野手が仮契約

2021/11/18 19:59

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小松スカウト(右)から帽子を受け取り、意気込みを新たにする園部内野手
小松スカウト(右)から帽子を受け取り、意気込みを新たにする園部内野手

 プロ野球新人選手選択会議(ドラフト会議)でオリックスから育成2位指名を受けた福島レッドホープスの園部佳太内野手(22)=いわき光洋高出身=は18日、福島県郡山市のホテルハマツで球団から指名あいさつを受け、仮契約を結んだ。支度金300万円、年俸240万円(ともに推定)で合意。背番号は来月中旬の入団発表でお披露目される。

 園部内野手とホープスの岩村明憲監督、オリックスの宮田隆ゼネラルマネジャー(GM)補佐が記者会見に臨んだ。園部内野手は「子どもたちに夢を与えられる選手になりたい」と語り、打率3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーを目標に掲げた。岩村監督は「支配下登録を目指して積極的にアピールし、県民の希望となってほしい」と激励した。

 宮田GM補佐は「一軍でチームを支える選手になると期待している」と述べた。小松聖スカウト=勿来工高出身=が同席した。

 園部内野手の母佳子さん(46)は「子どもの頃から必死に野球に取り組む姿を見てきた。1日でも長くプレーしてほしい」と願った。