いわきFC

いわきFCがJFLで初優勝 来季のJ3参戦に弾み

2021/11/28 09:30

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初優勝を引き寄せる2点目のゴールが決まり、ベンチメンバーと一体となって喜ぶいわきFCイレブン
初優勝を引き寄せる2点目のゴールが決まり、ベンチメンバーと一体となって喜ぶいわきFCイレブン

 日本フットボールリーグ(JFL)首位のいわきFC(福島県いわき市)は27日、三重県鈴鹿市のAGF鈴鹿陸上競技場で鈴鹿ポイントゲッターズと対戦し、4―1で勝利した。1試合を残してJFL参入2年目で初優勝を決めた。引き分けを挟み5連勝で勝ち点を68に伸ばし、この日勝利した2位のホンダFC(勝ち点64)が次節の最終節で白星を挙げても勝ち点で及ばないため、首位で終えることが確定した。圧倒的な強さを見せ、来季のJ3挑戦に弾みをつけた。

 いわきFCは前半21分にPKを獲得。FW鈴木翔大選手(28)のシュートはGKに阻まれたが、こぼれ球に反応したMF岩渕弘人選手(24)がゴール右に流し込み先制した。同点に追い付かれた後の同40分、相手ファウルで得たPKを岩渕選手が決め勝ち越しに成功した。同43分には左サイドからのクロスに鈴木選手が左足で合わせ追加点を挙げた。

 3―1で折り返し、後半も攻め込む展開が続いた。試合終了間際に途中出場のFW吉沢柊選手(23)が4点目をヘディングで決めた。

 田村雄三監督(38)は「敵地にも関わらず、ホームのような声援を送っていただいた。選手、サポーターの皆さんに『優勝おめでとう』と言いたい」と感謝を口にした。いわきFCを運営する、いわきスポーツクラブの大倉智社長(52)は「優勝の経験をJ3での戦いにつなげていく。今まで以上に強くなる必要がある」と先を見据えた。

 いわきFCは今季、開幕から16戦無敗を続けるなど好調を維持。序盤から白星を積み上げ、JFL参入初年度の7位から躍進した。今月3日に今季の4位以内が確定して来季のJ3参入要件を満たし、二十五日に昇格が正式決定していた。

 JFL王者として翌年のJリーグに参入するクラブは2013(平成25)年度王者のAC長野パルセイロ以来8年ぶり。

 いわきFCの今季最終戦は12月51午後一時から、福島県いわき市のいわきグリーンフィールドでF.C.大阪と対戦する。