東日本大震災・原発事故

若者の語り人育成へ教室 富岡町3・11を語る会

2021/12/26 18:57

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震災や原発事故について伝えたいことを発表する参加者
震災や原発事故について伝えたいことを発表する参加者

 NPO法人富岡町3・11を語る会の「若者の語り人育成教室」は24日から26日までの3日間、福島県富岡町内で開かれ、中学生らが原稿作成の方法などを学んだ。

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の歩みや語り部のノウハウを若い世代につなごうと、今年7月に続いて開いた。福島県いわき市の専門学校生渡部真理奈さん、福島県広野町のふたば未来学園中3年の中島空音さん、富岡町の富岡小富岡校6年の児玉琴心さんの3人が参加し、町の復興状況を見学したり、町民から震災発生当時の状況を聞いたりした。

 最終日の26日は、町内のふたばいんふぉで発表会を開いた。3人がそれぞれの経験を交えながら、復興に向けた思いを紹介した。中島さんは「地域と自分との関わりを話すことで新しい発見があった」と語った。

 同法人は2022(令和4)年度から年間を通して語り部の育成教室を開く予定。青木淑子代表は「震災発生当時の状況を語るだけでなく、双葉郡の復興について考えを話すことも語り部になる。若い世代の育成を進めていきたい」と語った。