
サッカーJ3の福島ユナイテッドFC(福島U)は24日、今季のユニホームを発表した。クラブエンブレムの中心にあるフェニックス(不死鳥)の翼と炎で、選手がスピーディーに躍動する姿を表現。「コロナ禍で沈んだ世の中を、不死鳥伝説のように明るい未来に生まれ変わらせたい」との決意を込めた。
ユニホームを提供するヒュンメルに対し、初めてクラブからデザインを提案した。フィールドプレーヤー用はホームが赤、アウェーが白。GK用はホームが黄色、アウェーは黒と緑を採用した。
右袖には例年同様に「Fukushima」の文字を刻み、「チームが常に福島と共にある」というメッセージを発信。東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興へ歩む県民のために戦う意志を表した。
ユニホームスポンサーは東邦銀行、東洋ワーク、福島民報社、アルス、ダイユーエイト、福島まちづくりセンターが決まった。胸に「TOHO BANK」、背中に「To Yo Work.」、右胸の上に「福島民報」、背中の裾に「ARS アルス」、パンツに「ダイユーエイトMAX」のロゴが入る。