
サッカーJ3の福島ユナイテッドFC(福島U)は17日、福島市の福島稲荷神社で必勝祈願に臨み、3月13日開幕のシーズンでJ2昇格を果たす決意を強くした。
選手27人とスタッフら約40人が参加した。クラブを運営するAC福島ユナイテッドの須佐尚康会長、鈴木勇人社長、服部年宏監督、諸岡裕人主将が玉串をささげた。クラブの歴史を盛り込んだ祝詞が奏上され、選手らは新たなステージを目指す意欲を新たにした。
4年目の諸岡は「毎年同じ場所で祈願しているので、この時期が来たなと感じる」と気合をのぞかせた。2年連続の主将については「重要なシーズンで自分がやらせてもらえて光栄。昨年以上に厳しさを求め、より強く、勝ち続けるチームをつくりたい」と意気込んだ。服部監督は「シーズンが始まるなと実感し、非常に身が引き締まる思い」と語った。
今季のチームスローガンは「全身前進 Move Forward Together」に決まった。選手やスタッフ、サポーターなどクラブに関わる全ての人が、J2ライセンス取得とJ2昇格に向け全身全霊で闘う決意を示している。
福島Uは3月13日、敵地でFC今治との開幕戦に臨む。