「雪の影響、列車の運行変更どう周知?」 JR東日本HPなどで情報発信 福島県の只見線

2022/03/04 10:33

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 「息子がJR只見線を利用して通学しています。運行情報が突然、変更されることが多くて困っています」。福島民報社「あなたとともに 福島特命取材班」に、三島町の40代女性から投稿が寄せられた。家を出る前に駅の掲示板やJR東日本のホームページ(HP)で運行情報を確認しているが、大雪の影響で運休の場合には、普段とは別の駅や高校まで車で送り届ける日もある。運行情報が急に変わると自らの通勤にも響き、「時間との戦い」になるという。

 投稿を基に特命取材班は、JR東日本仙台支社に運行計画の変更や情報発信の仕組みについて取材した。

 同社によると、大雪や強風といった悪天候に伴う運行計画の変更は、契約先の気象情報会社からの予報などを参考にして決める。大きな輸送障害が見込まれる場合、2日前に遅れや運休が出る可能性がある路線や区間、時間帯を自社HPなどで通知し、前日までにさらに具体的な運行計画を発表している。

 前日までの計画が当日に変更となる理由については「さまざまな要因があり、一概に回答するのは難しい」とした上で、雪が絡んだ変更としては「積雪量が想定を上回り除雪作業が追い付かない」などの例が挙げられるとしている。この他(1)倒木との衝突(2)線路への落雪(3)車体への雪や氷の塊の付着―などの事態も予測するのが難しく、当日の発表になる場合が多いのが実情という。

 今冬、会津地方は記録的な積雪に見舞われ、安全運行のため運休や遅れが相次いでいる。JR東は「運行計画の変更で運休や遅れが発生してしまった場合、お客さまに大変ご迷惑をお掛けしております」とし、パソコンやスマートフォンで最新の運行情報を確認できる列車運行情報サービス「どこトレ」(https://doko-train.jp/sp/index.html)を利用するなど、小まめに情報を確認してほしいと呼び掛けている。