東日本大震災・原発事故

福島県飯舘村で古民家再生 展示会やイベントに開放 「にぎわい創出につなげたい」

2022/04/02 18:24

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古民家を活用した地域活性化を願う高橋さん
古民家を活用した地域活性化を願う高橋さん

 福島県飯舘村で英(はなぶさ)工務店を営む高橋英明さん(73)は、村内草野地区に古民家を再生した。高橋さんは「古里のにぎわい創出につなげたい」との思いから、地域活性化のために活用する希望者に無償で貸し出す考えだ。

 古民家はもともと村内深谷地区にあり、1859(安政6)年に建てられたとされている。25年ほど前に解体撤去工事を請け負った際、所有者から柱や梁(はり)を譲り受け、村内で保管してきた。昨年秋から、県道原町川俣線沿いの土地に整備をしてきた。

 床面積は約100百平方メートル。展示会やイベントの開催をはじめ、キッチンを備えているため飲食の提供も可能だという。村は東京電力福島第一原発事故による避難指示が一部を除き解除され、5年が経った。ただ、高橋さんは地域の活気が戻っていないと感じている。「人が集い、にぎわいの拠点となってくれればうれしい」と願っている。