
昨年7月の東京五輪でソフトボールと野球の競技会場となった福島市は、選手のサイン入りボールやユニホーム、聖火トーチなどを市内の福島トヨタクラウンアリーナ(市国体記念体育館)と信夫ケ丘競技場に展示している。両会場とも当面の間常設展示する。
このうちアリーナには、ポスターやマスコットのパネル、試合で使用されたボールなどが並んでいる。野球、ソフトボールの出場各国のサインボールも展示されており、昨夏の熱戦の記憶がよみがえる。
アリーナの指定管理者である市スポーツ振興公社の西坂邦仁理事長は「新型コロナウイルスなどの課題を抱えながら、復興を示す大会だった。展示を通し、さまざまな思い出を後世に残したい」と話している。
同体育館での観覧時間は午前8時30分から午後9時まで。
信夫ケ丘競技場には聖火のトーチやユニホームが展示されている。時間は午前9時から午後5時まで。