

国内男子プロバスケットボールBリーグ2部東地区の福島ファイヤーボンズは8日、仙台市のゼビオアリーナ仙台でプレーオフ第2戦に臨み、同地区の仙台89ERSに72―65で勝利した。1勝1敗となり、9日午後7時から同会場で第3戦が行われる。勝った方が準決勝に進む。
ボンズは第1クオーター、7日の第1戦と同じく仙台にリードを許した。中盤までに10点差が付いたが、堅い守備と積極的な攻撃で15―14と逆転した。第2クオーターの序盤は接戦となった。エリック・マーフィーと神原裕司が連続で3点シュートを沈めてリズムをつくり、37―32で前半を終えた。
第3クオーターはボンズが主導権を握った。村上慎也、長谷川智伸らのゴール下への攻めで57―45まで点差を広げた。第4クオーターはミスを引きずり、仙台に流れが傾いた。残り2分36秒で63―65となったが、強気の姿勢を貫いて再び優位に立つと、勢いを切らさず勝利を収めた。