東日本大震災・原発事故

福島庭園10周年で感謝の花見会 在英福島県人会が企画 県産食材の弁当でおもてなし ロンドン

2022/05/19 21:07

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緑あふれる福島庭園で弁当を広げ、「福島の味」を楽しむ参加者。中央奥は満山会長
緑あふれる福島庭園で弁当を広げ、「福島の味」を楽しむ参加者。中央奥は満山会長
福島庭園の10周年を祝福するハーグリーブス区長(左)とボーウィック元議員
福島庭園の10周年を祝福するハーグリーブス区長(左)とボーウィック元議員
野だてでお茶とかりんとうを味わうハーグリーブス区長
野だてでお茶とかりんとうを味わうハーグリーブス区長

 在英福島県人会ロンドンしゃくなげ会は18日、ロンドンのホーランド・パークにある福島庭園の開園10周年を記念して、関係者に感謝を伝える花見会を開いた。参加者は東日本大震災の復興支援を機に強まった福島と英国の絆を確かめ、友情の継承を誓い合った。

 会員、公園関係者ら45人が出席した。満山喜郎会長(白河市大信出身)が「いつも美しく手入れしていただいている。日本の文化である花見を通して感謝を伝えたい」とあいさつした。

 会員有志が県産食材で調理した弁当を配った。弁当はJA全農が提供した県オリジナル米「天のつぶ」と会津地鶏の炊き込みご飯、いかにんじん、あぶくま食品(伊達市)の若桃の甘露煮、本宮市の漬物など。大和川酒造店とほまれ酒造(喜多方市)、大七酒造(二本松市)などの酒が振る舞われた。

 本宮市から参加者にかりんとう、甘酒、せんべいが贈られた。茶道裏千家の高橋寿美江さんによる野だてや、起き上がり小法師の絵付け体験も人気を集めた。

 参加者は福島民報社が10年前に贈ったベンチに座るなどして緑あふれる風景を楽しんでいた。

 園内にはシャクナゲが咲き、公園を管理するケンジントン&チェルシー王立区のジェラード・ハーグリーブス区長は「福島庭園はホーランド・パークの宝石」とたたえた。

 福島庭園は2012(平成24)年に開園した。今夏に開園10周年の記念式典が行われる予定。福島民報社が企画した「復興大使」の派遣がきっかけとなった。

 2017年に本宮市に開園した英国庭園と姉妹庭園になっている。英国庭園では28日に満山会長らを迎えて開園5周年の記念式典が行われる。