
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による避難者らが読み手となる「朗読発表会」は24日午後2時から、福島市のとうほう・みんなの文化センター(県文化センター)で開かれる。入場無料。
任意団体「朗読を楽しもう」の主催。「朗読と音楽の贈り物」を主宰するにほんまつ千比呂さん(南相馬市から福島市に避難)が思いを言葉に乗せる場にしようと企画した。
10人が出演し「かぜのでんわ」「浪江町請戸小物語 奇跡の避難」など、福島県ゆかりの作品を中心に読む。にほんまつさんは詩人の故若松丈太郎さんの詩「北緯37度40分東経141度」などを朗読する。浜通りの震災前後の写真、ピアノ伴奏による歌なども披露される。