JR郡山駅西口バスターミナル 「禁止」の貼り紙無視、横断相次ぐ バス会社や市「非常に危険」注意喚起

2022/07/21 13:28

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横断禁止の貼り紙が掲示されているJR郡山駅西口バスターミナル
横断禁止の貼り紙が掲示されているJR郡山駅西口バスターミナル

 「JR郡山駅西口バスターミナルには横断禁止の貼り紙が何枚もありますが、平気で横断している人が目につきます。危険です。どうにかなりませんか」ー。福島民報社「あなたとともに 福島特命取材班」に郡山市の60代男性から投稿が寄せられた。関係機関に現状や対策について取材した。

 郡山市のJR郡山駅前には2001(平成13)年に開設されたバスターミナルがあり、U字を描くようにしてバス停が11カ所に配置されている。投稿を寄せた男性は、近道をしようとしてバスが走る構内の道路を横切っている人がいるとして、日頃から危ないと感じているという。

 県内で路線バスなどを運行している福島交通によると、ターミナルの整備当初から横断者がいるという。これまでバスと横断者による交通事故は起きていないとした上で「常にバスが往来しており、横断歩道や信号がない中で横切るのは非常に危険」と問題視。「危険 横断禁止」との貼り紙をターミナル内の各所に掲示し、注意喚起している。

 市も事故が発生しかねない状況を踏まえ、隣接するビルに委託している駅周辺の見回り対象に、ターミナルを含めている。二人一組の巡回員が横断している人を見た際には注意を呼びかけている。市担当者は「電車からバスに乗り換える人も多く、時間的に余裕がない人がいるとは思うが、命に関わることなのでルールを守ってほしい」としている。