
福島県郡山市のヨーク開成山スタジアム(開成山野球場)で27日に行われた第104回全国高校野球選手権福島大会最終日の決勝は、聖光学院が中盤に奪ったリードを守り切り、3年ぶり17度目の甲子園への切符を手にした。
聖光学院は1点を追う二回、生田目陽(はる)のスクイズなどで逆転した。同点の五回には1死一、三塁の好機に安田淳平が右越え本塁打を放ち、3点を勝ち越した。先発佐山未来は3失点完投した。
光南は一回1死一、三塁から金沢太陽の二ゴロの間に先制した。四回に二瓶公太が押し出し四球を選び同点とした。打線は10安打を放ったが、八回2死一、三塁、九回2死一、二塁の好機であと一本が出なかった。
福島大会は69校から連合1チームを含む68チームが出場し、9日から計12日間の日程でトーナメントを繰り広げた。
聖光学院が出場する全国高等学校野球選手権大会は8月6日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる。組み合わせは3日に決まる。