東日本大震災・原発事故

16日に初の「ふくしま ふたば合同夏祭り」 避難者と市民の交流の場に 福島県郡山市

2022/08/10 18:05

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初めての夏祭り開催に向け、準備を進める坂上さん(中央)ら関係者
初めての夏祭り開催に向け、準備を進める坂上さん(中央)ら関係者

 東京電力福島第一原発事故で多くの避難者を受け入れた福島県郡山市で16日、「ふくしま ふたば合同夏祭り」が初めて繰り広げられる。「避難してきた人と地域住民の気持ちを一つにしたい」と市内のNPO法人や富岡町社会福祉協議会などでつくる実行委員会が開催する。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、災害公営住宅などに暮らす住民が交流する場は減っているという。避難生活が長期化する中、住民の孤立化を防ごうと企画した。公営住宅の垣根を越え、郡山市民と交流する機会にもつなげる。

 市内大槻町の西部体育館などを会場に午前10時から催す。郡山芸妓組合による「うねめ踊り」、富岡町民による健康体操、おおくま町物語伝承の会の「絵おと芝居」など古里の芸能や文化を披露し合う。駄菓子や地酒などの出店、キッチンカーも並ぶ予定だ。

 実行委員会の郡山市のNPO法人コースターは2013(平成25)年に設立し、被災者支援を続けてきた。代表理事を務める坂上英和さん(36)=富岡町出身=は「地元の懐かしい日々を思いながら、新たな交流の場にしてほしい」と準備を進めている。問い合わせは実行委員会へ。