東日本大震災・原発事故

12年ぶりに踊りの輪 福島県浪江町川添地区の国玉神社で盆踊り復活

2022/08/14 17:41

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有

 福島県浪江町川添地区の国玉神社で14日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で中断していた盆踊りが12年ぶりに復活した。帰還した町民やお盆に里帰りした人らがやぐらを囲んで、久しぶりの踊りを楽しみ、古里の良さをかみしめた。

 神社は1870(明治3)年ごろに建てられたとされ、震災で神殿が傾いたり、床が抜けたりして全壊した。地区の象徴だった神社を残そうと、住民らが約3年前に再建委員会を設立し、このほど再建された。

 川添芸能保存会が地域に伝わる奉納神楽を披露した後、浴衣姿の町民らがおはやしに合わせて踊りを繰り広げた。再建委員長として神社再建に向けて尽力した川添行政区長の大和田和雪さん(70)は「来年以降も盆踊りを続け、国玉神社を中心に川添の絆を強めていきたい」と誓っていた。