
福島市のとうほう・みんなの文化センター(県文化センター)で開催中の写真展「138億光年 宇宙の旅」の関連事業として、天体望遠鏡の製作体験会が16日、同センターで催された。参加者は思い思いに飾り付けた望遠鏡をのぞきながら笑顔を見せた。
写真展に協力している星の村天文台(田村市)の大野智裕副台長を講師に午前午後の計3回実施し、合わせて約30人が参加した。
参加者は工作キットを使って望遠鏡を作った後、マスキングテープなどで鮮やかに彩った。屋外に移動して3脚に取り付け、ピントの合わせ方などを学んだ。福島市の鎌田小1年の古山明飛(あきと)君は「持ち帰って家から月のクレーターを見てみたい」と話した。
写真展は福島民報社が創刊130周年記念事業として21日まで開いている。
概要=天体画像パネル125点などを展示
会期=21日まで
会場=福島市、とうほう・みんなの文化センター(県文化センター)
観覧時間=午前10時~午後5時(最終入館は午後4時30分)
観覧料=一般1200円、中高生900円、小学生600円
関連事業=16日まで、観覧した小学生は会場のミニプラネタリウムを無料で鑑賞できる
主催=福島民報社(創刊130周年記念事業)
問い合わせ=福島民報社事業局(平日午前10時~午後5時) 電話024(531)4171へ。