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福島県代表の聖光学院が8強 8-1で敦賀気比破る 18日の準々決勝は九州学院と対戦 夏の甲子園

2022/08/17 09:50

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6年ぶりの8強進出を決め、笑顔で応援席に駆け出す聖光学院ナイン
6年ぶりの8強進出を決め、笑顔で応援席に駆け出す聖光学院ナイン

 第104回全国高校野球選手権大会第11日は16日、兵庫県西宮市の甲子園球場で3回戦4試合を行った。福島県代表の聖光学院は敦賀気比(福井)を8―1で下し、2016(平成28)年以来6年ぶりに8強入りした。聖光学院は初の4強入りを懸け、大会第12日第四試合(18日午後3時半開始予定)の準々決勝で九州学院(熊本)と対戦する。準々決勝で勝利すると、福島県勢では1971(昭和46)年の夏の選手権大会で磐城が準優勝して以来の4強となる。

 聖光学院は打線が14安打8得点と爆発した。1回、1死二塁で安田淳平選手(3年)が2塁打を放ち、先制した。安田選手は同点の3回に、勝ち越しの2点本塁打を放った。3点リードの5回には生田目陽(はる)選手(3年)、主将・赤堀颯選手(3年)の適時打などで4点を追加した。

 先発の主戦佐山未来投手(3年)は7回を投げ1失点の好投。内角を突く直球とスライダーを効果的に使い、相手に的を絞らせなかった。守備陣も好プレーを連発して佐山投手を助けた。1回には、捕手山浅龍之介選手(3年)の盗塁阻止などで無死1、3塁のピンチを無失点で切り抜けた。7回の無死2、3塁の場面では、遊撃手の赤堀選手の好守備などで得点を防いだ。

 聖光学院は甲子園の優勝経験校を3試合連続で撃破。春夏通じて同校初の4強入りに向け、快勝で勢いを付けた。