福島県葛尾村の２０歳の集いは２日、村民会館で行われ、出席した８人が古里の復興に貢献する決意を新たにした。

　成人年齢が２０歳から１８歳に引き下げられたのを受け、名称を「２０歳の集い」に変更した。篠木弘村長が一人一人に記念品を手渡し「高い志を持って歩みを進め、柔軟な発想とエネルギッシュな行動力で村の未来のために力を貸してほしい」と式辞を述べた。吉田義則村議会議長、橋本徹県議、佐々木恵寿県議が祝福した。

　出席者代表の松本和（なごみ）さん（１９）＝郡山女子大短期大学部幼児教育学科２年＝が「新型コロナウイルスの感染拡大など課題は多いが、被災地の復興と同様に克服し、明るい未来がくるものと信じて頑張っていきたい」と誓いの言葉を述べた。式後、全員で記念撮影した。