東日本大震災の犠牲者の鎮魂と福島県富岡町の復興への願いを込めたイベント「富あかり」は１１日、町内の旧富岡一小跡地で開かれ、幻想的な光が会場を包んだ。

　一般社団法人とみおかプラスの主催。町などの協力。会場には「感謝」や「富岡魂」と彫られた竹灯籠や、メッセージが描かれた三角灯籠が柔らかな光を放った。手前には約６００個の発光ダイオード（ＬＥＤ）でつくった「富岡魂」の文字列が並んだ。

　会場を訪れた人は灯籠の近くで手を合わせて祈りをささげたり、写真に収めたりしていた。