東日本大震災・原発事故

福島県や広島県などの小学生がサッカー交流 26日まで福島県楢葉町と広野町のJヴィレッジ 被災地視察も

2023/03/25 18:10

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Jヴィレッジでサッカーを楽しむ子どもたち
Jヴィレッジでサッカーを楽しむ子どもたち

 NPO法人福島スポーツネット(小川明広代表)は25、26の両日、福島県や広島県などの小学生が交流する「復興・平和祈念おひさまサッカーフェスティバル」をJヴィレッジ(福島県楢葉町と広野町)で開いている。

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故発生後、屋外での運動が制限されていたことを知った広島県のサッカー関係者が2012(平成24)年、県内の小学生を広島県の大会に招待した。その恩返しとともに、震災と原発事故からの復興の現状を知ってもらおうと企画した。

 25日は県内外の16チームが4グループに分かれて交流戦を行った。小雨での試合となったが、ピッチには子どもたちの元気な声が響いた。

 26日は交流戦終了後、双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館などを訪れる。