
福島県高野連は22日に開幕した第75回春季東北地区高校野球県大会の支部予選から、試合会場での新型コロナウイルス感染対策を緩和し、声出し応援やブラスバンドによる演奏を可能とした。予選が行われた各球場では関係者が選手に声援を送り、スタンドにかつての活気が戻った。
郡山市のヨーク開成山スタジアム(開成山野球場)では各チームの控え選手や保護者らが太鼓に合わせて選手の名前を呼ぶなどし、熱い声援を届けた。
安積の野球部員の山田陽介さん(1年)は「声援で選手は勇気づけられると思う。先輩の活躍を願って応援した」と声出し応援の復活を喜んだ。