


バスケットボール男子Bリーグ2部東地区の福島ファイヤーボンズは22日、兵庫県の西宮市立中央体育館で東地区の西宮ストークスとレギュラーシーズン最終戦を争い、76―69で勝利した。連敗を5で止め、通算成績は28勝32敗。ボンズは東、西両地区の3位以内を除くチームのうち勝率2位以内(ワイルドカード)が確定し、2年連続でプレーオフ進出を決めた。
ボンズは前半、粘り強い守備からリズムをつくり、40―31で折り返した。後半は相手に速攻を封じられた。第4クオーターで一時同点となったが、体を張ったプレーでフリースローを得るなどして着実に得点し、点差を広げた。
プレーオフは5月5日に開幕する。ボンズの対戦相手は、青森ワッツが23日の試合で勝てば東地区1位のアルティーリ千葉、敗れれば西地区1位の佐賀バルーナーズとなる。2戦先勝方式で決勝まで勝ち上がった2チームがB1に昇格する。
■ファンが熱い応援 福島県郡山市でPV開催
福島ファイヤーボンズは22日、福島県郡山市日和田町のショッピングモールフェスタで西宮戦のパブリックビューイング(PV)を催した。レギュラーシーズン最終戦でのプレーオフ進出決定に、大勢のファンが喜びに沸いた。
約100人が詰めかけた。チアリーダーズ「レイグリッターズ」とともに、ハリセンやバルーンをたたいて声援を送った。須賀川市の大竹莉子さん(須賀川二中1年)は「勝った瞬間、うれしくて鳥肌が立った。プレーオフでは1つでも多く勝ってほしい」と期待した。