女子サッカー選手が活躍する場を創出しようと、Jヴィレッジ(福島県楢葉・広野町)はU―15(15歳以下)女子サッカーチームの設立を目指す。設立に向けた企画として24日、女子児童(幼児は要相談)を対象としたJヴィレッジスポーツクラブ(JSC)の体験会を開く。
JSCはJヴィレッジを拠点としてジュニア(小学生)とジュニアユース(中学生)のクラブチーム、サッカースクール(幼児~小学生)が活動しているが、女子チームはなかった。
7月20日に開幕するサッカー女子ワールドカップ(W杯)日本代表に白河市出身のMF遠藤純、いわき市出身のFW千葉玲海菜の両選手が選ばれたほか、来年度からJFAアカデミー福島女子がJヴィレッジで活動を再開するなど、県内では女子サッカーが盛り上がりを見せている。
その一方で、浜通りは女子サッカー選手の環境が十分に整っていない。Jヴィレッジは「体験会を通してサッカーを身近に感じてもらい、女子チームの設立につなげたい」としている。
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体験会は午前10時から同11時30分まで。パスなどのトレーニングの後、試合を行う。
参加無料だが、保険料と事務手数料として千円が必要。問い合わせはJヴィレッジサッカー事業部へ。