
第65回福島県早起き野球大会は20日、郡山市のヨーク開成山スタジアム(開成山野球場)で準決勝と決勝を行った。決勝で東邦銀行(県北)が延長八回タイブレークの末、富岡コンバット(相双)に3―2で競り勝ち、コロナ禍で中止となった2020(令和2)年を除き、4大会連続8度目の優勝を果たした。第54~57回大会の東邦銀行が持つ最多連続優勝記録の4連覇に並んだ。
準決勝の第1試合で東邦銀行が郡山信用金庫(県中)を8―2で破った。第2試合で富岡コンバットが3―1で福島信用金庫(県北)を退けた。
大会を通じて活躍した選手に贈られる最優秀選手賞(MVP)に鈴木拓人(東邦銀行)、優秀選手賞に佐藤勝人(富岡コンバット)、敢闘賞に渡部淳之介(東邦銀行)、村田直樹(富岡コンバット)が選ばれた。
県野球連盟と福島民報社の主催。ナガセケンコーとケー・エス・シーの協賛。前大会を制した東邦銀行と7地区の予選を勝ち抜いた15チームの計16チームが出場し、19日からトーナメントで競った。